「プログラムすごろく アベベのぼうけん」おどろきの上巻
2020年から、小学校で必修化されるプログラミング教育。
最近ではプログラミング塾が出来たり、toioなどの遊びながら学べる教材もたくさん出ています。
しかし、値段が高かったりして、気軽に与えるにはちょっと敷居高いなーと思っていたら、
絵本でプログラミングを学べるものがあったので紹介します!
お値段も1500円くらいでお手軽。
本だけどしっかりプログラミングしている
小学校教育で必修化される「プログラミング」
パソコンを使って難しい英語のような「プログラム」を書くイメージがありますが、
本質は物事を論理的に考える力
「プログラミング的思考」を養うことだとされています。
プログラミング的思考とは
ゴールに向けて、どのように進み、問題点、改善点を考える力
・どんな順番で進めばいいのか?
・この先にどんな問題点があるか
・よりよく効率的にするにはどうすればいいのか
アベベのぼうけんは、すごろくをしながらプログラムを考えていく本です。
・一歩進む
・リンゴを3つ拾った
・リンゴの数だけ進む
・カエルの数だけリンゴをあげる
など、動く指示を読みながら、
・今自分はマスのどこにいるのか
・リンゴは今何個持っているか
を考えながら進んでいきます。
サイコロは使わず、考えながら進むので、すごく頭を使います。
「順次」「繰り返し」「条件」「変数」を意識
プログラムの要素には
・上から順番に動いていく「順次」
・同じ処理をずっと・何回か繰り返す「繰り返し」
・もし○○だったらxxする「条件」
・リンゴの数など、データを入れておく「変数」
があります。
これらの考え方、動き方が本を読み進めるうちに自然と身についていきます。
リンゴを拾った、あげた、リンゴの個数だけ進むなど、
頭の中で変数の値や条件などを考えます。
最初は親子一緒に読みましょう!
ただ、ヒントとか答えのようなものは無いため、
足し算引き算などをまだ習っていない年齢だと、
進むマスが合わずに詰まってしまうこともありました。
ゲーム絵本のような感覚で大人も読めるので、
ぜひ最初はお子様と一緒に読み進めるのが良いと思いました!
個人的には、昔すごくハマった
ドラゴンクエストのゲームブックに似ているなと思いました(笑)
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