プログラミングゼミ
パズルもんだいにレベル16が追加されました。
問題クリアでもらえるスターの数は、使うブロックの数によって変わります。
答えをうつすのではなく、まずはお子様自身に考えさせ、
星3を目指す時の、考え方の指導としてお役立てください。
レベル16問題概要
レベル16は全部で6つの問題があります。
レベル16はサイコロの目を指定された順に表示する問題です。
タッチされたら1,2,3,4の順に表示する、同じ目が連続で出ないようにするなど、
「もし~なら でなければ」という条件分岐をつかうプログラムを作っていきます。
後半の問題では条件が複雑になり、もし~ならをたくさん使う場面が出てきます。
1つ1つの条件を確認しながら実行していきましょう。
レベル16問題
もんだい16-1
スタートしたらサイコロの目(ポーズ)を1にします。
その後サイコロをタッチしたら2,またタッチしたら1と、
タッチするたびに1,2のポーズを繰り返すプログラムを作ります。
「もし~なら」ブロックを使い、
もしサイコロが1なら2、でなければ1のポーズにします。
【プログラム】
【実行結果】
もんだい16-2
もんだい16-2では4,5のポーズを繰り返すプログラムを作成します。
16-1と似ていますが、もし~ならの条件部分が変わっています。
サイコロの今表示されている目をもとに、
「いまのポーズの順番が〇〇なら」サイコロの目を変えるというふうにします。
【プログラム】
もんだい16-3
16-3では1,2,4,5の順番でサイコロの目を変えていく問題です。
考え方はこれまでの問題と同じです。
ですが表示する目のかずが増えているので、「もし~なら でなければ」を複数組み合わせたプログラムを作成していきます。
条件が複雑になっていきますが、もし~なら、〇〇する。
と、1つ1つの条件と動作を確認しながらプログラムしていきましょう。
【プログラム】
もんだい16-4
16-4は2,1,3,1の順番を繰り返す問題です。
前の問題と似ていますが、今回は1が2回登場します。
2の次は1、3の次も1です。
この問題では条件にサイコロのポーズではなく「へんすう」を使います。
へんすうの「おぼえたかず」に次に表示するポーズを入れて、1の次は2なのか、3なのかをおぼえておきます。
【プログラム】
【実行結果】
もんだい16-5
16-5は3,4,3,5,3,6と数が6つになっています。
3→4→3→5... と3のポーズが何度も登場します。
「もし~なら でなければ」と「へんすう」を複数組み合わせて条件を作っていきます。
使用するブロックの数も増え、プログラムも複雑になっていきますので、
こまめに実行して動きを確かめながら作っていきましょう。
【プログラム】
もんだい16-6
最後の16-6では1~6の数字を変数に入れて、
同じポーズが連続で出ないようなプログラムを作成します。
「~なら くりかえす」という条件分岐と繰り返しを組み合わせたブロックを使い、
今と同じ数なら1~6のどれかのすうじを入れなおす。というプログラムを作ります。
【プログラム】
【実行結果】
レベル16は「もし~なら でなければ」の条件分岐問題でした。
レベル15で登場した「へんすう」を使うことで、より複雑な条件分岐でのプログラムが作れるようになります。
複数の条件が重なるとブロックの数が増えて複雑なプログラムになりますが、
1つ条件と処理を追加したら実行して動きを確かめるなど、あせらずにプログラムを作成していきましょう。