プログラミングゼミ
パズルもんだいにレベル15が追加されました。
問題クリアでもらえるスターの数は、使うブロックの数によって変わります。
答えをうつすのではなく、まずはお子様自身に考えさせ、
星3を目指す時の、考え方の指導としてお役立てください。
レベル15問題概要
レベル15は全部で6つの問題があります。
レベル15は「へんすう」をつかって
パズルを解く問題です。
今回は「へんすう」を扱ったプログラミング問題です。
プログラミングゼミに限らず、
「へんすう」というのは様々なプログラム言語でも使います。
「へんすう」とは数や文字など何か値を入れて保存しておく箱 です。
「へんすう」は入れたものを出したり、また入れなおしたりすることもできます。
ゲームではキャラクターの体力(HP)やレベル、攻撃力、名前など、
さまざまな「値」を扱います。
その値をへんすうに入れて保存し、使う時に取り出してまたしまうことで
ゲーム中の状態を管理します。
「へんすう」はプログラミングでとてもよく使いますので、しっかり覚えていきましょう。
レベル15問題
もんだい15-1
スタートすると、そらもん前に向かって星を飛ばします。
ドラゴンが星とぶつかったらHP(ヒットポイント)を1減らすプログラムを作る問題です。
ドラゴンの体力(HP)をへんすうとして、
星が当たったら体力を減らすというプログラムを作成していきます。
【プログラム】
【実行結果】
もんだい15-2
もんだい15-2では、スタートしたらドラゴンのへんすうHPを10にし、
星が当たったらへんすうHPから1引いていくプログラムを作成します。
【プログラム】
もんだい15-3
15-3ではドラゴンのへんすうHPが0なら、おうちへかえるプログラムです。
「もし~なら」という条件分岐をもちいたプログラムを作成します。
ゲームでも、ダメージを与えて敵を倒したら消える(おうちへかえる)と、とてもよく使うプログラムですね。
【プログラム】
【実行結果】
もんだい15-4
15-4では、そらもんがケーキも飛ばします。
・もし、星が当たったらへんすうHPから1をひく
・もし、ケーキが当たったらへんすうHPを1ふやす
・もし、HPが0ならおうちへかえる
という3つの条件分岐をもちいてプログラムを作成します。
条件の数が増えて複雑なプログラムになっていきます。
1つ1つ条件とそのときにやることを確認しながら作成していきましょう。
【プログラム】
【実行結果】
もんだい15-5
15-5は、15-4と似ていますが、
条件分岐の条件が少し変わっています。
・もし、星が当たったらへんすうHPから1をひく
・もし、ケーキが当たったとき、へんすうHPが10よりちいさいならばへんすうHPを1ふやす
・もし、HPが0ならおうちへかえる
ケーキが当たった時HPを1ふやす条件がさらに追加されています。
【プログラム】
・もしケーキとぶつかったなら
・もしHPが10よりちいさいなら
・HPに1をたす
「もし~なら」を複数組み合わせて条件を作っていきましょう。
もんだい15-6
最後の15-6ではドラゴンが2体になります。
そらもんのプログラムも作成し、
「ドラゴンがおうちにかえったとき」上のほうに歩くプログラムをつくります。
【プログラム】
レベル15は「へんすう」を扱った問題でした。
条件分岐と組み合わせることで、HPが0になったら帰る、星があたったら1ダメージ受ける。など、
ゲームでもたくさん使うプログラムになります。
「へんすう」はプログラミングの世界でとてもよく登場する言葉ですので、
使い方だけではなく、「へんすう」の意味もしっかり理解しましょう。