プログラミングゼミ
前回は、てきを「ずっと」追い続けるホーミング弾をつくりました。
しかし、てきがホーミング弾をうってきたらどうでしょう?
どんなにがんばって逃げても、「ずっと」おいかけられては逃げられません。
そこで今回は、おいかけるのを途中でやめるホーミング弾です。
その場にいたら当たってしまうけど、
ちょっとうごいて逃げたらよけられる、そんなホーミング弾をつくります。
前回のホーミング弾の作品をかいぞうしていきます。
「ずっと」ではなく、何秒かだけくりかえすようにする
途中でおいかけるのをやめるには、
「ずっと」ではなく、ある条件の時だけ追いかけるようにするだけです。
(追いかける = 「すすむむき」と「かいてん」を合わせつづける)
条件には時間や、ターゲットまでの距離などさまざまなものが使えますが、
こんかいは「時間」を条件にしてみます。
ミサイルが飛んでから3秒間はてきをおいかけつづけますが、
3秒たったら、今の向きのまま進み続けるミサイルです。
とくていの秒数だけくりかえすという動きは以前に紹介しました。
ここでも「1970年からの秒」ブロックを使います。
まず、スタート時の秒を「すたーと」へんすうに入れておきます。
あとは、ずっとくりかえすの中で、
スタート時の秒と、今の秒を引き算して、
3秒たっていたら向きを合わせるのをやめます。
(ぜんたい)
これだけで、スタートして3秒間だけ
向きを合わせ続けるホーミング弾になります。
追いかけてくるけど、がんばって避ければ当たらない。
そんなホーミング弾をつくってみてください!