プログラミングゼミ シューティングゲームを作ろう
今回は「5. てきのうごき」です。
前回はてきをつくり、たまをあててたおせるようになりましたが、
てきはうごきませんでした。
今回はてきががめんの外からつぎつぎに、とうじょうするうごきを作ります。
つくるながれ
1.がめんの外にてきをよびだす
2.てきがよこにいどうする
3.とうじょうするてきのかずを変える
4. てきのうごくはやさを変える
5. てきのとうじょうかんかくを変える
さいしょにてきの基本的なうごきをつくり、
そこから、かずや、うごくはやさなどを
変えられるようにかいぞうしていきます。
(かんせいのうごき)
1. がめんのそとにてきをよびだす
てきはがめんの外(見えないところ)から、
がめんのなかにいどうしてきてほしいので、
まずはがめんの外にてきをよびだします。
はいけいのプログラムに、
スタートしたら、ずっとてきがとうじょうするようにします。
ここでのポイントは、とうじょうするたかさ(たてのいち)を変えているところです。
てきがずっとおなじ場所からとうじょうしてしまうと、ゲームになりません。
どこからとうじょうするかわからないように、
とうじょうするたてのいちを「100から400のどれか」にしています。
まずは3ひきのてきをとうじょうさせたいので、
「3かいくりかえす」ブロックを使い、てきをよびだします。
よびだすときのいちは
よこのいち:900(がめんのそと) たてのいち:たかさ(100から400のどれか)
にし、よびだすときのひきすうには、てきのうごくはやさをいれます。
こんかいはすすむはやさを3として、3をひきすうにいれます。
これでがめんのそとに
てきをよびだすうごきはできました。
2.てきがよこにいどうする
つぎに、よびだされたてきが、よこにいどうするうごきです。
てきのプログラムに、よびだされたブロックをつかいうごきを作ります。
まず、てきのたいりょくをあらわす、へんすうを1つつくります。
これがてきが生きているかどうかを、あらわすじょうたいです。
よびだされたら、たいりょくを1にし、
たまとぶつかったら、たいりょくを0にします。
「たいりょくが1なら」よこにいどうするうごきをくりかえします。
よびだされたときのひきすうに、
うごくはやさが入っているため、
よこにうごくのは、
「いまのよこのいち - ひきすう1(すすむはやさ」をくりかえすことで
よこにいどうしていきます。
これで、てきががめんのそとからとうじょうするようになりました。
しかし、このままでは、
てきはずっと同じはやさ、おなじかずのとうじょうになってしまっています。
もっとゲームとして面白くするため、
うごくはやさ、とうじょうするかずが
毎回変わるようにかいぞうしていきましょう!
3.とうじょうするてきのかずを変える
まずは、とうじょうするてきのかずを変えます。
てきのかずは、
はいけいのプログラムの「3かいくりかえす」
という部分の、「3」がてきのかずです。
これをへんすうにし、
「3から5のどれかのすうじ」を毎回せっていするようにします。
これだけで、とうじょうするてきのかずが、
さいしょは3ひき、次は5ひき・・と
変わるようになります!
4. てきのうごくはやさを変える
つぎに、てきのうごくはやさです。
やりかたは、さきほどの
とうじょうするかずを変えるのと同じです。
てきのうごくはやさは、
てきをよびだすときのひきすうのかずです。
てきのはやさも、へんすうにし、
「3から8のどれかのすうじ」になるようにします。
これでてきのうごくはやさも、
あるときはおそく、あるときはすごくはやい!と、
うごきにバリエーションがでるようになりました。
5. てきのとうじょうかんかくを変える
さいごにてきのとうじょうかんかく、
(つぎのてきがでてくるまでの、まちじかん)を変えます。
やりかたは同じです。
「ずっとくりかえす」のあとに「〇びょうまつ」のじかんをへんすうにし、
「1から3のどれかのすうじ」にするだけです。
1びょうまつなら、つぎのてきがすぐでてくる
3びょうまつなら、つぎのてきがでてくるまでがおそい。
と、てきのかずや、はやさだけではなく、まちじかんもかえることにより
よりゲーム性がでるようになります。
これで、がめんのそとから
てきがいろんなうごきでとうじょうしてくるようになりました!
次は「 -6.アイテムでプレイヤーがつよくなるようにしよう」です。
てきをたおすと、たまにアイテムがしゅつげんし、それをとると、プレイヤーがつよくなるパワーアップの仕方をつくっていきます!