子供たちにプログラミングを教えるとき、なるべく身の回りにあり、
普段から目にしているモノのうごきをよくテーマにしますが、
そのとき必ず作ってみるのが信号機の動きです!
信号機は順次・繰り返し・条件分岐と、
プログラムの動きの基本がつまっています!
今回はスクラッチで信号機のうごきを作ってみましょう。
作るのはクルマ用と歩行者用の2種類です。
くるま用の信号機
まずはクルマ用の信号機です。
クルマ用の信号は 青 -> 黄色 -> 赤 の動きを、一定時間で繰り返します。
信号機のスプライトを作り、コスチュームに
青・ 黄色・赤 それぞれの信号機の絵を登録します。
あとは、「ずっと」ブロックと「〇びょうまつ」ブロックを使い、
青 ->(3びょうまつ) -> 黄色 -> (3びょうまつ) -> 赤 -> (3びょうまつ) -> 青....
と繰り返します。
*黄色だけ時間が短いなど、改造もためしてみてください!
歩行者用信号機
つぎに歩行者用信号機です。
横断歩道などを渡るときの歩行者用信号は、黄色表示はなく、
青 -> (点滅) -> 赤
と、青から赤になるときは点滅表示になります。
まずは同じようにスプライトに歩行者用信号機の
青・ 赤と、両方とも消えている真っ黒の3つのコスチュームを登録します。
ここでも「ずっと」ブロックと「〇びょうまつ」ブロックを使いますが、
点滅の動きには「〇回くりかえす」ブロックを使います。
青 -> (青 -> 黒の切り替えを5回くりかえす) -> 赤
と、点滅は青・黒のコスチューム切り替えを5回だけ繰り返します。
これで信号機の動きは完成です。
この信号機を使って、『もし「青」なら、車は動く』など、
条件分岐を組み合わせると、いろいろなことができますので、ぜひチャレンジしてください!