JJ SHIMA Blog

二児のパパがゲーム開発アレコレを書いているブログ。Unity / UE / Scratch / プログラミングゼミ / プログラミング教育

[Scratch] ジャンケンゲームを作ろう -1.グー・チョキ・パーのボタン-

スクラッチ ジャンケンゲームを作ろう

 

今回は「1.グー・チョキ・パーのボタンを作ろう」です。

画面では、下に並んでいる自分のジャンケンのボタン部分を作ります。

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1. グーボタンのスプライトを作る

まずはグーボタンのスプライトを作ります。

グーの絵は自分で描いてもいいですし、フリー素材などを探して使っても良いです。

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*ここではいらすとやさんの「グー」「チョキ」「パー」のイラストを使っています。

 

2. グーボタンを押した動き

次にグーボタンを押した時の動きです。

ジャンケンゲームのルールは「はいけい」が管理します。

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そのため、自分が「グーを選んだ」などは、「はいけい」に教えてあげます。

他のスプライトやはいけいにメッセージを送るには「送る」ブロックを使います。

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この時、変数の「だした」を使っていますが、

これは連続でボタンを押されてもいいように、一度押されたらだした=1にして、

もう一度押されても大丈夫なようにしています。

 

じぶんのジャンケンは、選んだもの以外のマークは消すため、

「グーをひょうじ」「グーをけす」メッセージを受け取ったら、

それぞれ表示する・隠す状態にします。

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これでグーの動きは完成です!

 

3. チョキとパーの動きを作る

次にチョキとパーボタンです。

この時、一から作るよりも、

今作ったグーのスプライトをコピー(複製)して作ると簡単です。

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グーと変わるところは

・グーの絵   → チョキの絵に変える

・グーを出した → チョキを出した

・グーをひょうじ→ チョキをひょうじ

・グーをけす  → チョキをけす

と、「グー」となっている場所を全部「チョキ」とするだけです。

(チョキのうごき)

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チョキができたら、パーも同じように作りましょう!

 

4. 選んだジャンケンマーク以外は消す

最後に、ジャンケンのボタンを押したら、選んだやつ以外のボタンを消す動きです。

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「はいけい」を選んでブロックを作っていきます。

まずは「グーをえらんだ」動きです。

 

グーボタンから「えらんだ」メッセージを受け取ったら、

「チョキ」と「パー」のひょうじは消すため、

「チョキをけす」「パーをけす」メッセージを送ります。

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「あなたのジャンケンのかたち」変数には、えらんだかたちを入れておきます。

ジャンケンは

 グー:1 チョキ:2 パー:3

と、それぞれのかたちを数字で管理します。

今回は「グー」なので、「あなたのジャンケンのかたち」を1にします。

これでグーをえらんだ動きは完成です。

 

同じように、チョキとパーを選んだ動きも作りましょう。

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これでグー・チョキ・パーのボタンは完成です。

ここまでで、ボタンを押したら、

それ以外のマークが消える動きになります。

 

(チョキを選んだら、グー・パーは消える)

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次回は、あいてのジャンケンの動きを作ります。