JJ SHIMA Blog

二児のパパがゲーム開発アレコレを書いているブログ。Unity / UE / Scratch / プログラミングゼミ / プログラミング教育

コドモミートアップ#2 参加してきました!

子ども向けプロダクトを作る個人/企業が知見を交換することを目的とした勉強会

 

コドモミートアップ#2 (イベント詳細はこちら)

資料と動画も公開されました! (こちらから)

 

 

会場到着

会場は株式会社ミクシィさん

渋谷中央改札からすぐの渋谷スクランブルスクエアの中にあります。

会場到着!とってもオシャレ!!!! 

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イントロダクション

株式会社キッズスター平澤さん進行で開始!

コドモミートアップのコンセプト

1. 子供向けプロダクトを開発する個人や企業のコミュニティを作る

2. 子供向けプロダクトの開発に関する知見を共有し合うことで、子供たちにより良い体験を提供する

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「やるやる!子どもテスト」- 株式会社キッズスター 平澤さん

イントロダクションの流れから、平澤さんの発表へ。

キッズスターさんでやっている「子供テスト」

子供テストとは

開発中のアプリを子供たちにプレイしてもらい検証すること

 

事前準備として、とにかく子供の気が逸れないように、

テレビ消したり、兄弟と距離をおく、トイレには事前に行かせるなど(笑)

子供がどんな操作をしているかなどの画面はもちろん、

スマホのフロントカメラを使い表情などもチェックされていました。

また、逆にプレイした子供から教えてもらう「師弟モデル」

本当に理解しているのか、逆に子供に説明してもらうこともしているようです!

  

「ビジネスとしての知育アプリ市場」- 株式会社ワオ・コーポレーション 小林さん

二人目はワオっち!で有名なワオ・コーポレーションの小林さん

ワオっちのアプリ内外の収益構造を説明してくれました!

ワオっちはアプリ内課金は非消費型のコンテンツが多く、

追加パックは現在35種類もあるのだとか。すごい!!

最近はサブスクが良いとは言われているが、移行するかは悩み中とのことでした。

 

後半にはワオ・コーポレーションさんが独自にアンケートを集計した

子供のスマホ利用率や、課金するか?などの結果を発表。

スマホ依存が心配など言われる昨今ですが、

知育アプリの利用者の大半は、アプリとしっかりつきあえているのでは?

ということでした。

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「子ども向けアプリ、10年間の振り返り」- 空気株式会社 白川さん

三人目は空気株式会社 白川さん

「ミスターシェイプのタッチカード」はもう10年目とか!

作りたい!という思いから開発が始まった10年前から、

これまでにどんなことがあったのかの説明。

いきなりAppleStoreに「ここでイベントやらせてくれ!」と

営業に行ったりなどパワーがすごい。

収益化を考えたり、パートナーさんとの広がり、時には開発工数で疲弊など、

長く運用しているからこそあるであろう、いろいろなことを話してくれました。

「あそんでくれている 子どもたちがいる!」という言葉で頑張れる。

 

「初の子供向けプロダクト開発の失敗と学び」- 個人開発者 ぐるたかさん

四人目は個人開発者のぐるたかさん!

「ぬってお魚AR」の開発者さんです!

このアプリ、リリース当時触ってすごいと驚いた記憶。

開発時に子供視点が不足した反省を踏まえ、

アプリのどこをどう変えていったのかを説明してくれました。

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単調にしすぎない、シャッター音1つだけでも大きく変わるなど、

子ども向けアプリに気をつけるべきことが多かったです。

最初のキッズスターさんの発表でもあった「子どもテスト」は改めて大切ですね

 

「教育コンテンツ制作時に気をつけている事」- ミライノ制作所 荒川さん

最後はミライノ制作所 荒川さん

小中学生向けの教育コンテンツを多く開発されている大ベテランです!

昨年リリースされた「ぐりぐり都道府県」が有名です

これもプレイしたことあるぞーーー!

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子ども向けでは対象の子ども(学年)の学習範囲もしっかり理解するのが大事。

範囲をそれを超えるような問題や言葉などは使わないようにするのも、

忘れがちだが大切とおっしゃっていました。

特に気をつけるのが「漢字」

問題文や説明などにまだ習ってない漢字が出てくると、もう意味が伝わらない。

しっかりターゲットの年齢を理解したものづくりが大切です。

 

懇親会

最後は会場で参加者同士の懇親会。

童心にかえるために、駄菓子がたくさん用意されていましたw

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ここでもいろいろな方のお話が聞けて学びが多かった。

 

こんなに子ども向けコンテンツの話だけをすることはあまりなかったので、

とっても刺激的な勉強会でした。

そして参加者の方々は、

本当に子供のことを考えてモノづくりしているのも

伝わってきました。

 

次回機会があれば発表したいな☆