[動作環境] Unity 2019.3.7f1
Cinemachine
Unityでカメラ表現をする時にお世話になるパッケージです。
スクリプトなどを書かなくても、魅力的なカメラワークがすぐにできます。
(キャラクターの追従、敵の前でズームもCinemachineを使っています)
そんな便利なCinemachineですが、たまに忘れてハマってしまう
Live Cameraの設定がNoneになってしまう時の対処法の紹介です。
症状
Chinemachineはカメラを管理するChinemachineBrainと、
複数のVirtual Cameraを組み合わせて使うのが一般的です。
現在画面を映しているバーチャルカメラは、
ChinemachineBrainのLive Cameraのパラメータにセットされます。
複数バーチャルカメラがある場合は、
プライオリティが一番高いものがセットされます。
この時、バーチャルカメラが存在してもLive Cameraにセットされないことが稀にあります。
原因
原因はChinemachineBrainと一緒に付いているカメラのCulling Mask設定です。
Culling Maskは、対象レイヤーのオブジェクトのみ映すというものですが、
この設定はバーチャルカメラにも働きます。
そのため、バーチャルカメラのオブジェクトレイヤーも、
Culling Maskの対象レイヤーに変えておく必要があります。
レイヤーを正しく設定すると、
Live Cameraに自動でセットされるようになります。
Culling Maskというと、モデルやエフェクトなどの描画対象を想像してしまい、
バーチャルカメラのレイヤーを忘れてしまいがちなので、備忘録に!