JJ SHIMA Blog

二児のパパがゲーム開発アレコレを書いているブログ。Unity / UE / Scratch / プログラミングゼミ / プログラミング教育

[Scratch] ジャンケンゲームを作ろう-2. あいてのジャンケンを作ろう-

スクラッチ ジャンケンゲームを作ろう

2.あいてのジャンケンを作ろう

 

前回は自分のジャンケンの手を出す動きを作りました。

今回はあいてのジャンケンの動きを作ります。

ジャンケンが始まると、

あいてのジャンケンはルーレットのようにくるくる回り始め、

こちらがジャンケンを出すと止まります。

f:id:papa-sensei:20200208231934g:image

 

1. ジャンケンのスプライトを作ろう

まずはあいてのジャンケンのスプライトを用意します。

自分のジャンケンの時と違うのは、

あいてのジャンケンは1つのスプライトで、

コスチュームをグー・チョキ・パーと切り替える点です。

f:id:papa-sensei:20200208223945p:plain

 

 

2. ジャンケンルーレットを作ろう

次にジャンケンのポーズがルーレットのように切り替わる動きです。 

ブロック定義で「ルーレット」を作る

まずはブロック定義で「ルーレット」を作ります。

f:id:papa-sensei:20200208224157p:plain

コスチュームが切り替わる動きはこの定義の中に作っていきます。

 

コスチュームの切り替わる動き

コスチュームをパッパッと切り替えるのは、

「次のコスチュームにする」と「0.1びょうまつ(少しだけ待つ)」のブロックを使い、

ずっと繰り返すだけです。

f:id:papa-sensei:20200208225200p:plain

 

3. ポン!でジャンケンを止めよう

最後に、自分がジャンケンを出したとき、

ジャンケン・・・「ポン!」の時にあいてのジャンケンも止めましょう。

 

まずは「はいけい」のブロックを編集

ブロック定義で「あいてのジャンケンのかたちをきめる」動きを作ります。

あいてのジャンケンは、1〜3の乱数を使い、

グー・チョキ・パーのどれかになるようにします。

そしてその値を「あいてのジャンケンのかたち」変数に入れて、

「ポン!」のメッセージを送ります。

f:id:papa-sensei:20200208230221p:plain

 

あいてのジャンケンのかたちを決めるタイミングは、

自分のジャンケンボタンを押した時、つまり

「グーをえらんだ」「チョキをえらんだ」「パーをえらんだ」

それぞれの時にあいてのジャンケンを決めるようにします。

f:id:papa-sensei:20200208230633p:plain

これではいけいの編集は終わりです

 

あいてのジャンケンの動きを編集

最後にあいてのジャンケンの動きを直します。

はいけいから「ポン!」のメッセージを受け取ったら、

はいけいが決めたジャンケンのかたち、「あいてのジャンケンのかたち」のコスチュー

ムに変えて、ルーレットを止めます。

f:id:papa-sensei:20200208230848p:plain

この時、「ポン」という変数を作り、ポンのメッセージを受け取ったら1にします。

 

ルーレットが止まるようにする

先ほど作ったルーレットでは、「ずっと」繰り返しをしているため、

ポンになっても止まることはありません。

そこで、条件付きの繰り返しブロック(○○まで繰り返す)を使い、

ポンになるまで = ポンが1になるまで、繰り返すようにします。

f:id:papa-sensei:20200208231258p:plain

最後に、スタート(旗が押されたら)、ルーレットをするようにすれば完成です。

 

これで、ポンのメッセージを受け取ったら、ルーレットも止まるようになりました。

f:id:papa-sensei:20200208231934g:image

 

 

 

次回は、自分とあいてのジャンケンをみて、勝ち・負け・あいこを判定します